8月公演までのひまつぶし企画
2003.7.9

スタッフも大忙し その2

スタッフあってのAPの芝居。
裏も頑張ってます


■衣装

左が今回衣装チーフの川瀬、右は今回役者はお休みの小川。

小川さんは、旗揚げ公演から、
前回公演「ペリカンは寝ている」まで
ずーっと衣装担当。

今回は、川瀬のアドバイザー的な存在のようです。

稽古場別室に、衣装部二人がこもり、
川瀬チーフが持ってきた山ほどの雑誌をみながら、
あーでもないこーでもないと
検討を始めます。

↓これは、まだ始めたばかり。
あとからのぞきに行ったら、雑誌がところせましと広げられ、
付箋紙つけられまくりでした。

稽古終了後。演出と、イメージのすり合わせをします。

川瀬チーフが写真を指して、ある役者のこういうイメージを伝えると、
演出が、それについて、いろいろと意見をいいます。

全体の雰囲気はもちろん、色、形など、具体的な方向に話を進める。

奥のオレンジは、清水クン。
自分の着る予定になるものを、真剣に見ている。んだと思う。

他の役者も、自分が何を着ることになるのか興味津々で、
衣装部の話を聞いている。

問題は、雑誌の衣装は素敵だけど、
自分が着ると…
モデルってすごいわ。

「やせろ!」とか言うツッコミも入ったんだった。
やべーよ、どーするだよ。

■演出

演出の仕事は、こういうシーンをよりよくするために
「テンポを詰めて」
「もっとゆっくり言って」
など、いろんなダメを役者に出す。

一発で直ったら、稽古はいらない。
直らないから、稽古する。
が、あんまり直らないと…うひょー怖い怖い。

大抵、しかめっつらで稽古を見てる演出。

でもたまーに、うまくできると、
にやにやっと笑いながら見ていたりする。
ちょっとほっとする瞬間。

問題は、これが偶然の産物なのか、
ちゃんと計算済みの演技なのか…
「2回前のがいちばん良かった」

こう言われ、
「…どうだったっけ」
と思っているようではお話になりませんな。   …ゴメンナサイ

シーン以外にも、さっきの衣装プランやら、
装置、音響、照明全てに指揮をとります。

普通、舞台監督、というものがいて、
その人が全てを仕切ってくれたりするもののようですが、
沓名さんは、もともと舞台監督系のヒトだったので、
そこらへん普段の稽古中は、自分でやっています。

ホールに入ると、またさまざまな段取りがあって、
また変わってくるけどね。

タバコの本数も増えるわけよね。

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