8月公演までのひまつぶし企画
2003.7.5

スタッフも大忙し その1

スタッフあってのAPの芝居。
裏も頑張ってます


■装置

APの装置は、全24回、全て清水康弘クンによるプランです。
ここらへん詳しくは、本人のページを見てね。

で、今までの装置は、「history」
結構うまく映ってると思うけどな。

図面を引いてるところ。

今回の話は、場所移動が多く、清水クンも相当悩んだようです。
どう処理されるんでしょーか。
そこは、本番のお楽しみね。

確か4年位前、今までのAPの全公演の
装置プランが入ったカバンを
車上あらしにあい、盗られてしまったらしい。
なんてこった!

■音響

チーフは近藤菜穂。

ほおづえついてんじゃないのよ。
CDを聞きながら、シーンにあう音楽を探しているのです。

私らは「音探し(おとさがし)」と呼んでます。
まんまだな。

この音探し、ものすごくあてのない長い旅に出るようなモノ。

合う音楽がみつかるまでは、ただひたすらCDを聞き続ける。

音響さんのノート。
「きっかけ」といって、音を流すタイミングが書いてあります。

シーンNo.、仮の音楽の名前、
流すタイミングのセリフやト書き、
流し方(フェードインか、カットインか、など)

本を読んで受けるイメージと、
実際に役者が立ってみた時では、かわってくるので、
その都度、直していきます。

同じく音探しの早矢仕。

本をみながら、シーンを思い返して、合う音楽かどうか
確認しているわけですな。

そして、演出とすりあわせ。

演出に聞かせて、自分たちの持ってるイメージと、
演出の意図するイメージを、合わせていく。

音で役者の演技もかわるし、シーンのイメージも、かわるので、
そりゃもう、真剣です。

■照明

音と並んで、APがこだわってるのが、明かり。

たとえば、↓。
ここだと、真ん中にいるはやしに
上から光を当てるか、
ヨコから光を当てるか、などで、
イメージがこれまた大きくかわってくる。

ほれ、懐中電灯を下からあてると怖い顔になるでしょ。
あれが、まあ基本といえば、基本です。

ということで、今回の照明は、山下愛を中心に行います。
あの破天荒な日記(最近落ち着いてんな)を書く彼女は、
実は、照明人なのです。

彼女の台本には、だれがどこの位置にいるか、
どう動くか、ということが、
ちょこまかと記録されているようです。

そういえば、プランは出たのかな。
私達も見たいんだけど。

役者も明かりや音が変わるタイミングを知らずに
セリフを抜かしたり、動作を忘れてしまったりすると、
「そこはキッカケだっ!」
と、えらく怒られます。

■制作

要は、宣伝部。現在は私一人でやってます。
といっても、人数勝負のラベル貼りとかは、
みんなにやってもらうけどね。
おまけにデザインは、他の人にお願いしているんだった。
私は何をしてるんだろう。……。

↓今回のチケット。
紙がちょっとザラっとしてて、可愛らしいカンジになってます。
日付指定だとオレンジ、それ以外だとグリーン。
基本的には。
変わることも、あるかも。

「どっちが好き?」と団員に聞いたところ
女性陣は、オレンジ、
男性陣は、グリーン、
と、見事に意見がわかれたね。ふーん。

<次回更新に続きます  次回は衣装、演出>

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