みそじまでのひまつぶし企画
2007.7.16

AP's BOOT CAMP 2

発声編


さあ次はいよいよ発声だ!

マイクなんかないから声を大きくするしかないのだ!

 

でも! いきなり大声をだしちゃダメだぞ! ノドを痛めてしまうぞ!

 

■呼吸法

1.ゆっくりはいてゆっくりすう

2.早く吐いてゆっくり吸う

3.ゆっくり吐いて早く吸う

4.早く吐いて早く吸う

 

■声だし

1.ロングトーン  自分の出せる声量の3割くらいの大きさで長く伸ばす

2、5割  上記5割

3.8割  上記8割 
  声がすごく小さいヒトの場合は10割(つまり出せるだけ大きい声)を出してみる

4.はっはっは  「はっ・はっ・はっ・」と、上記のようには伸ばさず、一言ずつ腹で区切る  だんだん早くしていって最後は笑う 端から見てると笑える

5.声帯マッサージ 自分の出る一番低い声から一番高い声へ移行 高→低も
  鴻上尚史「発声と身体のレッスン」を元にしてます いい本です オススメ

6.あえいうえおあお 「あ・え・い・う・え・お・あ・お」一言ずつ区切る
  ゆっくりバージョンと早いバージョン ワ行まで

7.あめんぼ  ちなみに北原白秋作って知ってました?

水馬(あめんぼ)赤いなあいうえお 浮藻に小エビも泳いでる
柿の木栗の木かきくけこ きつつきこつこつ枯れけやき
大角豆(ささげ)に酢をかけさしすせそ その魚浅瀬で刺しました
立ちましょ喇叭(らっぱ)でたちつてと トテトテタッタと飛び立った
蛞蝓(なめくじ)のろのろなにぬねの 納戸にぬめってなにねばる
鳩ポッポほろほろはひふへほ 日向のお部屋にゃ笛を吹く
まいまいネジまきまみむめも 梅の実落ちても見もしまい
焼き栗ゆで栗やいゆえよ 山田に灯のつくよいの家
雷鳥は寒かろらりるれろ 蓮花が咲いたら瑠璃の鳥
わいわいわっしょいわゐうゑを 植木屋井戸がえお祭りだ

8.滑舌練習 

おあやや親にお謝り おあやや八百屋にお謝りとお言い
この竹垣に竹立てかけたのは竹立てかけたかったから竹立てかけたのです
庭には二羽 裏庭には二羽 鶏がいる

9.ぱらぱりぱるぱれぱろ  一分間言い続ける 結構言えないもんです

■ステップ 

曲にあわせて歩くのだ! 
普通に歩くことって意識すると結構できないんだぞ!なぜだろう不思議!

1.歩く

2.2ステップ

3.2ステップ 歩く

4.3ステップ 

稽古場には鏡がないのでお互いを見ながら指摘しています
鏡があると数段進歩が早いのだがないものはない
鏡があるヒトはぜひ鏡を見ながらやってもらいたい

しかしながらそれでも続けていると、
少しずつだけどだんだんよくなっていっていくものなのだ!
あきらめるな!あきらめれば全てが終わってしまうぞ!

準備運動は以上ここまで!よくがんばったな!

あきらめずに続けていればきっと理想の自分になれるハズだ!

さ、このあとは自分達の芝居の稽古をすすめてくれたまえ!
毎日暑いがバテないように!

そして全てが終わったあとみんなで叫ぼう Victory!

 

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